Admission | Free entry |
Opening Hours | 1st week in February All day. Lighting stops at 10pm. |
Closed | – |
Contact | 011-222-4894(Sapporo City Call Center) |
Notes | - |
Location / Getting There | Sapporo – Odori Park, Susukino, Tsu Dome |
間違いなく、街の一大イベントの1つであるさっぽろ雪まつり。ウェブサイトによると、毎年2百万人以上の観光客が訪れているということです。市内には期間中、メインとなる大通会場・すすきの会場・つどーむ会場の3会場が設けられます。
歴史
1950年・・・初めての雪まつりは大通で行わました。当初は雪像の数も、地元の中高生によって設置された6つだけでしたが、予想以上に人々を惹きつけたこのイベントに、5万人もの人々が集まりました。それ以来、雪まつりは札幌の主要な行事となりました。
1955年・・・自衛隊が参加し、大規模な雪像の作成に取り組みました。
1959年・・・2千500人もの人々が雪像のデザイン・作成に携わり、このイベントを初めて全国メディアが記事に取り上げました。
1965年・・・第2会場として、真駒内会場が公式に設置されました。
1972年・・・冬季オリンピックが札幌で開催されたことにより、海外メディアにも雪まつりが認知されることになりました。
1974年・・・雪まつりの一環として国際雪像コンクールが開催されるようになり、それ以降、中国の瀋陽、カナダののアルバータ州、ドイツのミュンヘン、オーストラリアのシドニー、アメリカのポートランドなど、海外の様々な地域からの雪像作成への参加がみられるようになりました。
1983年・・・第3会場となるすすきの会場が設置され、ネオンに彩られた氷像が、雪まつりに新たな魅力的な一面を加えることになりました。
1984年・・・5日間だった開催期間が2日間延長され、7日間となりました。
2005年・・・40年間続いた真駒内会場が閉鎖されるとともに、一時的にさとらんどへと移設されました。
2009年・・・さとらんど会場が閉鎖され、改めて第2会場としてつどーむ会場が設置されました。さっぽろ雪まつりは、国際的な側面を持つイベントとして長年発展を遂げ続け、今日も創造性を高め進化し続けています。
大通会場
メイン会場は、札幌の中心部に在る大通公園に設置されます。公園は1.5キロメートルに渡り、そこには大中小様々な雪像が設置されています。最大の雪像は幅25メートル、高さ15メートルにまで及びます。12あまりの巨大な雪像以外に、100以上の小型の雪像が展示されており、会場内の雪像のステージ上ではコンサートやイベントなどが開催されます。公園内の様々なイベントや雪像の数々を一望するのに最も適した場所は、恐らく東側に在るさっぽろテレビ塔でしょう。
雪像や生バンドのライブを楽しむ他にも、参加・観覧出来ることがまだ沢山あります。テレビ塔の真下に設置される野外スケートリンク、2丁先の3丁目会場では、夕方からプロ・アマのライダーやスキーヤーによるストレートジャンプ台でのジャンプ上演があり、一見の価値在りです。大通公園でのイベントは年々規模が拡大されており、温かい飲み物や食べ物を提供してくれる屋台や、寒さを凌いで一息つける小屋などの施設も数を増しています。
すすきの会場
この会場は大通会場から南へ徒歩約10分の繁華街すすきのにあり、沢山の氷像が立ち並びます。「駅前通り」(札幌の中心部に位置する通り)を大通公園から南に7区画進んだ所に位置します。17時頃になると車道を封鎖し歩行者天国に変わるので、自由に散策したり氷像を間近で観ることが出来ます。ここへ赴けば、レストランやバーから溢れるネオンの明かりが、この会場の雰囲気を作り上げていることを実感できるはずです。3会場の中で一番小さい会場ですが、100ほどの氷像が展示され、ここで氷彫刻コンクールが開かれます。毎年200万人もの人々を魅了するこのさっぽろ雪まつり、何と言っても無料で楽しむことが出来るのも嬉しいところです。
立ち並ぶ氷像の途中にあるアイスバーでは、氷のグラスで提供される飲み物でリフレッシュしたり、氷で出来た椅子に腰掛け一息つくことも出来ます。子どもたちが喜ぶ氷の滑り台や、記念写真にぴったりなスポットもあります。もう一つのおすすめ撮影スポットは「イルミネーションストリート」で、沢山の豆電球で飾られた綺麗なアーチの中を通り抜けることが出来ます。
つどーむ会場
子どもや家族向けのこの会場は、長さ約100メートルにも及ぶ滑り台「チューブスライダー」や、年齢制限無しの、ラフティングボートをスノーモービルが引っ張って走る「スノーラフト」などの、氷や雪で作られた様々なアトラクションを楽しむことが出来ます。その他、6メートルの高さから長さ80メートルをワイヤーを使ってさっと滑走する「スノーストライダー」や、「雪上パークゴルフ」なども加わりました。アクティビティを楽しんだ後は、屋外にある「雪まつりカフェ」で、氷でできたグラスでドリンクなんていかがでしょう。(氷のグラスづくり体験は1個・ドリンク付き700円、土日祝日のみ。)
中島公園
厳密に言えば雪まつりの一部ではありませんが、協賛行事の一環として「ゆきあかりin中島公園」があります。夕方になると、雪の中の何百ものろうそくに明かりが灯され、公園内がその光で照らされます。すすきのから徒歩たったの5分程度の距離ですから、容易に足を延ばすことが出来ます。
この時期は凍てつくような寒さに見舞われますので、十分な寒さ対策をして出掛けるよう注意した上で、さっぽろ雪まつりを心置きなく楽しんでくださいね!